出生時育児休業(産後パパ育休)
令和4年10月より育児・介護休業法が改正、男性の出生時育児休業(産後パパ育休)が創設されました。
これは通常の育児休業とは別の制度で、産後休業をしていない労働者が出生直後の子を養育するために、出生後8週間以内に4週間までの休暇を取得できます。
株式会社コサカ・ライフサポートでも柔軟に対応しております。ちょうど当社の男性社員がこの産後パパ育休制度を利用することができましたのでいろいろきいてみました。
●いつ頃取りましたか? どのくらいの期間取りましたか?
第4子の出産に合わせての出生時育児休業でした。4人目は考えていませんでしたが、様々な制度を積極的に使うことや周りの方々の協力を仰ぐことでしっかりした子育てをしようと考えました。
妻の精神的・肉体的な負担、家族・家庭の急激な変化の中、妻をサポートする必要があると思ったのがきっかけと言えると思います。
管理者と相談し、仕事のスケジュールを調整してもらい、仕事面では十分な準備ができました。
●育休中はどう過ごしましたか? 育休を取ったからこそできたことってなんですか?
普段妻がやっていた、買い物、掃除、洗濯、食事の用意、保育園の送り迎えなど家事全般を行いました。育休を取ったことで、妻が普段気にしていてもできなかった物置や高い場所の掃除、重いものの整理ができました。新しい生活環境を整えることができ、育児しやすい家になりました。
また妻とのゆったりとした会話ができ、リラックスした表情が見れたことがよかったです。
●大変だったことはなんですか? これしんどかった~というのも聞かせてください
休みが無いことです。予定は毎日どんどん埋まっていき、頑張って消化していきますが、常に家の中の仕事がある状態の繰り返しです。少しずつ疲れがたまっていったような気がします。
●職場復帰してみて、どうですか?
仕事にブランクができ、判断力・注意力が低下しており自信がなくなり不安でとても緊張しました。管理者をはじめ周囲の方々の心づかいでだんだん元通りに仕事できるようになりました。これからもより集中して仕事に励みたいと思います。
●最後に一言!
妻や子供たちは今回の育休でとても心が軽くなり、新しい生活に向けて不安だけでなく楽しさも見つけることができたようです。特に妻の精神的な負担軽減には大きな効果があった育休になったようです。
家庭の心配事がなくなると仕事にも良い影響があるのではないかと考えています。
これからこの産後パパ育休を使う人にもアドバイスができればいいなと思っています。